【武庵】 室町末期 永正年間の健全な古刀 保存刀剣 兼先 元幅3.2㎝のゴリゴリの大刀 71.1㎝ 872グラム 商品説明無銘ながら室町末期　永正年間に活躍した美濃伝　兼先と極められた日本美術刀剣保存協会の保存鑑定書がついた古刀の大刀です（古刀　美濃伝の兼先です）。
因州の兼先はこの美濃・関の一派からの分かれです（因州兼先の極めは因州と記載されます）。

ほとんど無傷・無欠点、長さ71.1㎝　元幅3.2㎝　元重8.1ミリ　刀身重量872グラムというゴリゴリの大刀です。
室町末期　永正年間は大河ドラマでおなじみの戦国期で、刀剣の需要が高まった時期です。
備前や美濃・関の刀工集団が盛んに刀を打っていましたが、中でも美濃・関の刀は切れ味が良いことで人気だったようです。
その関の刀工集団の中で、無銘ながら個銘で極められる刀は出来が良いことの証です（個銘の極めがつかない場合は「末関」の極めです）。
この刀は、良い拵えに収まった大刀で、何より覇気のある尖り刃の乱れ刃文で、匂い口が冴え、鍛え肌もよく詰んだ板目で、ほとんど傷のない古刀です（目立ちませんが切っ先の鎬地に鍛え傷があります）。
鍔はこの刀にお似合いの8.6㎝もある大刀鍔で、平地に雨龍の金蔵がが施され、おそらく肥前の南蛮風の鍔です。
縁頭は達筆の在銘の「兼房」と銘があり、鉄地の銀象嵌、青海波文様です。
この拵えの面白い見どころは、実は目貫にあります。
目貫は、赤銅地のめんぽうの図柄で、珍しいと思います。

断捨離で換金処分をします（ただし、最終的な価格が低い場合は期限前に取り消しをする場合がありますので悪しからずご了解願います）。

古いものですが刀袋をお付けしますのでそのままお楽しみいただけると思います。

刀架は付属しません。

刃長： 71.1㎝　元幅：32.0ミリ　元重：8.1ミリ　先幅：21.2ミリ　先重：4.9ミリ　
刀身全長：90.8センチ　
刀身重量：872グラム

鐔　86ミリ×78ミリ×6ミリ

落札された方は必ず20日以内に所有者の変更の手続きをされてください。
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